ダンスでコンボ

　昨日（4月9日）、新たなるクエストが配信されました。このクエストはこなしましたが、それについてはまた別の機会に書こうと思います。

　今回は何のことを書くかと言えば、「スーパースター」のことです。
　この職業ですが、ストーリー本編をクリアしないと就くことができない職業です。…ところが、その割には、バトルマスターやパラディン、賢者などと比べると、どうも能力がいまいち……というような職業です。事実、弟は、「スーパースターは使えない」と言い切っています。

　さて、このスーパースターですが、ついに、師匠に務めてもらうことになりました。そう、就く職業が、スーパースターとバトルマスターしかなくなったという状態になったのです。バトルマスターはラストにしようと決めていたので、ここでスーパースターにならないといけません。
　キネンシス・パラディン、シーザリオ・僧侶、ムーティエ・バトルマスターという構成で、師匠はスーパースターです。
　で、他の職業と実際に比べてみて、確かに、「力」は控えめでした。事実、PTの中で最低の数値です。師匠はバトルマスターをやっていないので、余計に目立ちます。
　この「力」の低さに目をつぶれば、物理攻撃は……、となりますが、魔法使いや賢者ではないので、攻撃呪文を連発するわけにもいきません。ちなみに、スーパースターの攻撃呪文はバギ系です。パラディンと僧侶には攻撃呪文はなく（僧侶にはザキ系呪文がありますが、敵に効きにくい呪文のため、私は使っていません）、バトルマスターには呪文自体がないため、物理攻撃の手段を封じられた場合、攻撃呪文は役立ちます。このことに着目して、最大MPを考えてみると、そういえば、ちょっと高めになっているかもしれない…と感じました。魔法使いや賢者、僧侶ほどではありませんが。
　「魅力」は高めなので、敵がよく見とれる…という利点はあります。この「見とれる」が、さらには「しびれる」、「混乱する」ということにも発展することがあります。事実、パンドラボックスが混乱したのには驚きました。また、先日の記事にも書いたとおり、魔物が全員スーパースター（この場合は師匠ですね）に見とれる…ということもあるので、敵を足止めするにはいい職業です。…あのときはスライムベスばかりでしたが。
　「身の守り」は…やはり、先に戦士やパラディンを経験させておいたほうがいいですね。
　こうやって見てみると、スーパースターの利点は「魅力」なのか？　ということになりますが、実はもう1つあります。それが「素早さ」です。
　現在、師匠のスーパースターとしてのレベルはもう90代になっていますが、レベル99の僧侶（ここではシーザリオ）と比べても高くなっています。なので、売りは素早さですね。特に、僧侶が行動不能に陥ったとき、スーパースターが僧侶を助ける…ということができます。また、前述したとおり、MPはどうやら高めなので、秘伝書の技を使う要員にするのもありだと思いました。

　つまり、スーパースターは、一概に「使えない」職業ではなく、「役どころがはまれば心強い」職業になる…ということがわかりました。
　事実、師匠はスーパースターでも頼りになります。始めはどうなるかと思いましたが、やってみたら、実はスーパースターがはまり役だった…ということになりました。
　それにしても、師匠は、最初の職業が戦士だったのに、賢者ではまり役になり、魔法使いではまり役になり、スーパースターではまり役になり…と、本来とは違う職業ではまり役になることが多いです。
　で、なぜ、こんな職業ではまり役になったかというと、キネンシスがパラディンばかり、シーザリオは僧侶か賢者…つまり回復役、ムーティエは主に物理攻撃担当…ということがあったからでしょう。つまり、残っているのが、「呪文攻撃担当」、もしくは「トリッキーな職業」ということになります。

　さて、すっかり遅くなりましたがタイトルについてです。
　スーパースターの必殺技は「ダンスフィーバー」です。これは、武闘家の必殺技「一喝」と酷似した技です。「一喝」は、敵全体に強制的に「おたけび」の効果を与え、さらに自分のテンションを一段階上げるというものです。
　「ダンスフィーバー」は、「一喝」の「おたけび」が「さそうおどり」に変わったものです。そして、はっきり言ってかなり派手な技です。戦闘の場が突然ダンスフロアに変わり、BGMも専用のものに変わる…という仕様です。
　このダンスフィーバーですが、メタル系の敵にも有効です（一喝もメタル系の敵に有効）。このため、メタルキング狩り・ゴールデンスライム狩りのときに発動すれば、敵を足止めできるので便利です。
　……個人的に、キネンシスの「おうぎのまい」から師匠の「ダンスフィーバー」につながると、ちょっと嬉しいです。つまり、キネンシスが前座を務める…というわけです。これが、ダンスのコンボです。つながったからといって、特にボーナスがあるわけでもないですが。

　ところで、私の冒険の書では、「スーパースターをやるときは、歴代ドラクエキャラのコスプレ衣装にする」という暗黙の掟があります。師匠は、当初の計画では、ドラクエ6の主人公のコスプレにしようと考えていました。ところが、服が手に入らなかったため（デスタムーアの地図は持っていますが、レベルを服が手に入るところまで上げていない）、別のキャラにしたほうがいいと思いました。肝心の服がないと、らしくないですからね。
　で、師匠に「似合う」と言われているローレシアの王子のコスプレ…も考えたのですが、こちらは頭装備がありません。頭だけ違う装備というのも、やはり雰囲気が出ません。
　というわけで、ミルドラース狩りで大量にもらったグランターバンのことがあり、ドラクエ5の主人公のコスプレにしました。ただし、こちらは靴がありません。ミルドラースを靴がもらえるレベルまで上げる気力はなかったので、足装備は別の靴で代用しました（スーパースター専用装備のエナメルのくつです）。



　…この格好だと、なんだか魔物を仲間にしそうな感じがします。
　9では魔物は仲間になりませんが、ダンスフィーバーを使えば、魔物でも一緒に踊れますね。…となると、ドラクエ5の主人公に近いのはスーパースターだったのか…？　と、ふと思いました。

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